ハチノス

ハチノスとはホルモンの一種で、牛の第二胃のことを指す俗称です。

もう少し詳しく説明すると、第一胃に続いている嚢状の部分のことです。

ちなみにその呼び名は見た目が蜂の巣に似ていることに由来します。

ハチノスの内側には六角形が並んだように絨毛が生えているので、まるで蜂の巣のようなのです。

このような器官は牛をはじめとする反芻動物が持つ特有のもので、反芻においてとても重要な器官となっています。

反芻のための胃なので消化液はほとんど分泌されません。

発酵のための器官なのです。発酵のための器官であるため、独特の臭みがあります。

そのため食用にはしっかりとした下処理が欠かせません。

生では非常に臭く、また固いため食べることはできません。

下処理の方法としては、まずしっかりと表面を洗い、一度茹でて表皮を取り除きます。

臭みを消すために長時間構想などと共に茹で続け、茹であがったら再びよく水洗いをするというものです。

焼きすぎると固くなってしまうので、大抵の場合煮込み料理などに使われます。独特の食感とさっぱりした味わいが人気の部位です。